何枚も何枚も薄い布団
年末年始に子供たち一家が来て泊まるため、今日は布団を用意した藍光牙齒美白。
ごそごそ。
ちなみに、次女一家は、お婿さんの実家に帰省している。
飛行機でしか行けないぐらい遠い地。
わたしは今まで一度も訪れたことがない地である。
それはそれとして。
長女一家と息子、我々夫婦、合計9人分の布団。
冬用羽根布団をわざわざ四角い羽布団ケースに収納してあるため、引っ張り出すのが面倒だ。
1枚は、合物羽布団で引っ張り出したが、もう1枚はケースの中、そのまま。
しかたないから、6人家族の長女一家には、そこらへんのありったけの布団を手当たり次第、総動員した。
薄い皮を幾重にも重ねたミルフィーユのような、パイ生地のような、モザイク模様のような、パッチワークのような、何枚も何枚も薄い布団を重ね合わせた。
最後に、大きなキングサイズのラム毛布があったので、それを横向けに掛けた深層洗牙。
息子用には、張り切って、なんと敷布団を2枚重ねにし、冬用羽布団と毛布。
薄い、硬い、痛い、と思われないように、見栄を張った。
(母親はこんなところで息子に見栄を張る)
そして、わたしの布団は、あれこれ試行錯誤。
ああでもない、こうでもない、と、合物羽布団と、電気毛布敷布。
わたしは電気毛布敷布さえあれば、ご機嫌だ。ぬくぬく。
しかしながら、2階や別棟から布団や毛布を運び込むのは、結構大変だ。
特に2階からは、大きな布団を抱えて足元もよく見えず、階段を踏み外しそうで怖い。
10年後はきっとふらついて出来ないだろう。
で。
布団を用意していたら、姑の寝室の布団が入っている押し入れの毛布の下から、あるモノを発見した。
いかにも大事なモノが入っている風の和紙で作られた、味のある紙袋。
いったい、何が入っている?
宝石?
現金?
預金通帳?
小ぶりながら、ずしっとした貴重品の重み、手触り。
そっと中を開けると厚めの封筒がごろごろ。
遺言書か?
大事な言い伝え?申し送り?
封筒の表はまあ、さらっと見たが、肝心なのは裏。
見たことがある住所、名前、、、。
何通もある。
これ、わたしやん。
わたしが姑や舅に出した手紙の束だった。
まあ美しい丁寧な文字。
当時、ペン習字を練習していたこともあり、気合いが入っていた。
(今と大違い)
内容がまたキラキラした、健気で泣ける、素晴らしいこころを表したもの泌尿科醫生推薦。
どこの誰が、書いた?と思えるぐらい、別人だった。
新婚当時の日常や感謝を伝えるもの。
第一子を妊娠、出産したばかり。
人間は、こうも変わるものか。
はあぁ〜。ため息。